「スイーツ」という言葉を、テレビや雑誌などで初めて見たり聞いたりしたとき、「え?何のこと?」と言っていた頃から考えると、ずいぶん久しくなったものですね。
さて、最近では、「スイーツ」と聞けば、即「甘い物」「デザート」と脳裏にさっと浮かんでくるようになってきたのではないでしょうか。
しかし、この「スイーツ」、そもそもどのような理由で日本語として、使われるようになったのでしょう。
「スイーツ」というのは、ご想像のとおり英語からきている言葉です。厳密に言うと、「ブリティッシュ・イングリッシュ」つまり、イギリス英語からとっています。そして、意味は「甘いデザート/お菓子」というものです。ですから、イギリス英語の「sweets」が本家本元といえるのでしょうね。
反して、アメリカ英語で「甘いもの」は何というかというと、ご存知でしょうか。そう、日頃、私達日本人がイヤと言うほど使い込んできた、今となっては懐かしい感じさえする単語「dessert(デザート)」というのです。この「デザート」という響き、何だか妙にしっくりきたりしますよね。
そもそも、この「スイーツ」という言い方は、高級な洋菓子店のパティシエなどが使い出したものから始まったみたいですね。というのは、甘いものといえば、子供が食べるもの、といったイメージを払拭したい、というのもあったのでしょうか。味わいのわかる大人に堪能してほしい、という気持ちからなのか、「スイーツ」というしゃれた言い方で区別したかったのかもしれませんね。